水道水とミネラルウォーター
 皆さんは、水道水とミネラルウォーターを飲んで、どちらがどちらかを言い当てる自信はありますか?
 今回の「水のトリビア」では、水道水とミネラルウォーターとの飲み比べについて、平成16年に静岡県の環境衛生科学研究所が行った調査結果を紹介します。

 研究所ではまず、静岡県内の6ヵ所の水道水と6銘柄のミネラルウォーター の合計12種類の水を44人のパネラーの人に飲み比べてもらい、「おいしい水はどれか」と質問しました。結果は、水道水を選んだ人とミネラルウォーターを選んだ人の数にあまり差は見られませんでした。そして、最も人気がなかったのは、あるミネラルウォーターでした。
 また、「12種類の水の中から水道水を6つ選ぶ」質問については、それぞれ52から75%の正解率でしたが、全体の55%にあたる人が、あるミネラルウォーターを水道水だと回答しました。
 次に、ミネラルウォーター1つと水道水2つの合計3つの中から、ミネラルウォーターを言い当てることができるかどうかを調べました。6銘柄のミネラルウォーターについて行った結果は、平均正解率が52%となっており、あまり高いとはいえない結果となりました。
 以上の調査からは、水道水はおいしくないというイメージが一定程度あること、水道水とミネラルウォーターを正確に区別できない人もかなりいることなどがわかりました。
 人は、体温より20度から25度低い10度から15度の水をおいしいと感じるそうです。
酒田市水道局でも、水温を15度程度に統一して、静岡県と同じような『きき水』調査を行っていますが、その結果はやはり、静岡県と似た傾向となっています。
 水温などの条件が同じでは、水道水とミネラルウォーターでは、どちらがどちらかを区別するのはなかなか難しいようです。